メンズ技術大百科 スウィングトップパターン作成編 | 情報商材即日キャッシュバック.kenny-rich.com

幸い、私は講師兼パタンナーという仕事柄、多くの学生や企業で働いているパタンナーとの交流がありましたので、テキストを作るうえでたくさんの意見を聞く事ができたんですね。色々お話を聞くと、多くの方が同じような事で悩んでいたんですよね。前半は学生、後半は主にプロの悩みですが、何故多くの人が、このような悩みを持つのか、それは結局「研究する為の資料がないか ら」という一言に尽きるんですよね。昔は既成品がなく、仕立て屋さんが一着一着服を作っていたんですよね。腕の良いテーラーになる為には勉強が不可欠なんです。そのため、常に研究の為の講習会が盛んに行われていたんですよね。今よりもっと情報量が少ない時代でしたので、本の需要が高く、講習会と本の販売がセットになっていたんですよね。しかし現在は既成品に溢れ、メンズ技術者のほとんどはサラリーマンですが、本を作る時間も無く、ノウハウが外に漏れる事を避けるためもあり、技術書自体、数える程しかないんですよね。また専門学校では「直接の伝達での授業」がメインなので、詳しく書かれた技術書は本当に少ないんですよね。メンズ技術大百科は、パターンメイキング・ソーイングの全工程を完全図解しているんですよね。ソーイングに関しては工程分析表がついているので、全体の工程を理解しつつ、今自分がどの部 分の作業をしているかを明確にすることができるんですよね。学生の場合、「メンズの勉強をしよう!」と決意したものの、何から、どんな風に学んで良いかわからないという状況に陥りがちですが、そんな時に、努力するための1つの導きの書としてメンズ技術大百科を使用してくださいね。まずは通して最後まで読んでくださいね。読んでいて分からない箇所、難しい箇所はチェックして おくんですね。立ち止まらずに最後まで読む事によって分からなかった部分が分かるようになってくるんですよね。また、その過程で自分にとって興味深い工程も見つけることが出来ると思いますが、その際は、今自分がどの工程をやっているかをしっかりと把握しながら、興味ある工程の部分縫いをしてみてくださいね。可能であれば、トワルで全体のバランスを確認し、それと並行してパーツの部分縫いを行ってくださいね。最終的には、一着丸縫いを是非行ってくださいね。この作業をもしも専門学校在学中に独学で行ったならば、あなたの実力はプロと肩を並べる程にまでなっているはずです。