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利益を上げることだけを考えて作られた馬券術があります。出版社からの取材などはすべてお断りさせていただいているため、メディアでは無名で裏の存在なんですが、2010年に本馬券術の前身となる商材を販売していた経歴があります。そして、その情報は、数多くの競馬ブログなどで競馬必勝法として取り上げられました。その後、御礼のメールなどを沢山頂くようになり、結果主義の馬券の世界は自分に合っていることを再確認することができたのです。馬券で重要なのは、当てることではなく儲けることなんですよ。当てることが目的であれば単勝1番人気を購入していればいいのですが、このようにただよく当たるだけでは、利益を得ることはできないんです。よって、的中率ばかりにこだわっていては利益を打す個とは出来ませんが、的中率というのも重要なんですよ。例えば、的中率１％で利益が出せるノウハウがあるとして、机上の空論では100回に1回当たる計算となりますが、実際には偏りが生じるため、200回、300回と不的中で終わってしまう可能性もあるということなんです。そうなった場合、我慢できるか、資金がもつのか、さらには1回の的中を逃してしまえば、回収率１００％を下回ってしまうということにもなりかねません。よって、競馬で利益をだすためには、購入する馬の好走率と期待値の両方が一定以上の条件を満たす必要があるというわけなんです。これらのフィルターをすべてクリアーした馬は、11年連続で完全プラス収支という離れ業を達成することができます。1日5分もあれば、買い目を決定することもできるんです。そんな簡単な方法で、利益を出せるとは思えないという声が聞こえてきそうですね。しかし、簡単な手法だから利益を出せないというわけではないんです。よく、競馬初心者の方がビギナーズラックで最初のほうが馬券で勝てていたのに、競馬を研究すればするほど回収率が下がっていくということはよくある話ですよね。実際に競馬は、ＪＲＡとの戦いではなくて、周りにいる馬券購入者との戦いになるんですよ。結局、期待値の低い馬ばかりを買って負けてしまうということになってしまうんです。実際に単勝1倍台のダントツ1番人気になっていた15番が2着に入線して本命馬券で決着する形となりましたが、軸馬に指名された13番が単勝1,720円という配当を記録したために、単勝では回収率が１７２０％を記録したんですよ。